小屋日記

二十四節気の「大寒」の知らせと共に寒波がやってきた。「今季最長寒波」と呼ばれるそれは、日本各地を荒れ模様にしているらしい。旭川も大変なことになるのではと覚悟していると、すこんと青空が広がっている。確かに寒い。けれど、毎年この時期は-10℃以上になることを考えると、「今季最長寒波」という響きは少し大袈裟な気がしなくもない。そういえば寒気と寒波ってどう違うのだろう。熱気と熱波もそうだ。「パ」という響きの方が勢いを感じるけどどうなんだろう。

今日は退院したばかりのRちゃんがやってきた。「妹も一緒に来たよ!」というけれど、見渡しても誰もいない。「あれ?緊張して逃げちゃったみたい。大丈夫、怖い場所じゃないよ!」とRちゃんが一所懸命招き入れていた。そうしてやってきたMちゃんは緊張していた。大丈夫、私も緊張しているから。そんなことお構いなしでRちゃんは席を立ってしまった。残された2人。どうしよう。緊張しながらもポツポツと話す。「ここって買い物の公園なんですか?」「そう、買い物の公園だよ」と我ながらなんとも頼りのない返答をしてしまう。

入れ違いで、最近よくきてくれるおじいさん2人組がやってくる。入り口で鉢合わせた4人はなぜか「ごめんごめん」「こっちがごめん」「ワハハ」と和やかに笑っていた。なんかわからないけれど、こういうことなんだ、、、と思う。あの場に居合わせた人たちはもう忘れているかもしれないけれど、「場」って、あの一瞬みたいな景色の積み重ねなんじゃないかと思うのだ。

今日は「政治と生活のあいだ」からの「紙媒体を考える会」。誰も来ない日もあるし、それでもいいからと借りてくれているのだけど、実際、誰も来ない日はない。今日はいつにも増して入れ替わり立ち替わりたくさんの人が来て、まさに政治から生活までを終始行き来していた。合間に、久しぶりにT君が立ち寄ってくれる。そういえば!とある企画を伝えると「実は自分もやりたいことなのだ」と。ああ、よかった。なんとなくそんな気はしたけれど、そうじゃない可能性もあったので伝えるか少し迷っていたのだけど、伝えてみてよかった。

そんな和気藹々とした空気を感じながらの事務作業は捗る。やっとこさ「ケアとアートを考える」講座も固めることができた。最後のピースもばっちりハマった。かなり切羽詰まったスケジュールでお願いしてしまったのだけど、全員が快諾だったのは何かのゴーサインのような気持ちになる。などと言ってないで早くフライヤーを作るのだ。


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