小屋日記
「荷物取りにきてくれる?男性1名希望!」
そんな電話から始まる1日。
草太郎くん、行ってきてー!!!!
「わたしも行きます!」と高校生のRちゃん。
軍手装着し、雪道をかけていく2人。
程なくして段ボールを抱えて戻ってくる。
そこには丁寧に新聞紙に包まれた
小さな雑貨たちがぎっしりと詰まっていた。
電話をくれた男性にお礼にとドリンクチケットを3枚渡すと
「家内と2人で飲みにくるので2枚でいいですよ、ありがとう」
それからすぐに、期日前投票の帰り道にお二人で寄ってくれる。
街中でずっとお店を営んでいたという。
「そうあの頃はまだ手の噴水が街中にあったわね」と女性がいう。
「今度引っ越しをする予定だからもしよかったら手伝ってくれないかな」
ちょうど珈琲を飲みにきていた男性が「あ、私も手伝いますよ」と。
家族がいても離れていたりしてなかなか気軽に頼むことができない
そういう事情を想像することはむずかしくない。
そんなちょっとした「頼み事」って街の中に溢れているのだろうなと思う。
そういう時に、ここを思い出してくれること嬉しいなと思う。
SOSチームがいたらいいのになと思う。
まちなかぶんか小屋のことを「なんでも屋」と呼ぶ近所の人もいるように
本当に街の便利屋になれたらきっと面白いだろうなーー。
しかしそんな思いを抱くにはあまりにもてんやわんやの日々。
「ぶんか小屋って本当はスタッフ4人くらい必要ですよね。もっとか」
と草太郎くんがつぶやいた。
そ、そうだよねえ!?!?!?
まあ、でも、そんなふうに自分のこととしてつぶやいてくれる人がいる。
それだけで十分救われているんだけどな。と思う。言わないけど。
思ったことをどれぐらい言うか、言わないかって難しいよなあ。
草太郎くんが私にムカついて書いたという文章を読みながら思う。
それにしても誰かが書いた文章って面白いなあ。
日が暮れる頃、Iさんが寄ってくれる。
仕事がてら、だったのだけど、そこに来た主催の方と一瞬で意気投合し
そのまま夜のイベントに参加していた。なんとも軽やか。
今夜は、初めての方が小屋を使ってくれる日。
藤井風さんの曲をみんなで歌いながら
歌詞の理解や英語の発音を深めていくというもの。
とっても盛況。やはり使う人で空間は変わるから面白い。
参加者の中に、小学生のともだちも来ていて時々
はちゃめちゃな机の上であれこれやっている私を眺めながら
「お仕事頑張ってる?順調そうだね」とお菓子を差し入れてくれる。
たった一つのポップコーンをチョコレートの袋で包んでくれる。
順調そうかな?
「うん、順調そうっていうのは、いい感じだねっていうこと」
確かに。バタバタしているけど、とってもいい感じ。
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