小屋日記
2月が短いことは知っているはずなのに、あと2日で3月になるという事実に気づいた瞬間、ぎゃあ!と大きな声をあげてしまった。いつもなら仕上げているはずのスケジュールがまだ完成していない。その理由はいくつかあった。忙しかった。が、それ以上に、なんとなく「腑に落ちなさ」みたいなものがあり、それがどこから来るものなのかがわからなかった。3月に対する腑に落ちなさ。それがどうすれば解決できるのかを考えていたら、今日になっていた。
「まちなかぶんか小屋通信」という名前で、毎月のスケジュールを作り続けている。最初は10件程度だった催しも3.4倍近くに増えた。通信はその内容を伝えるものだ。が、同じくらい大事なのは、何かが巻き起こる予感を残しておくこと。その予感の残し方みたいなものに、毎月頭を悩ませる。
今日のゆる体操もまた、余白から生まれたものだった。あすみちゃんの発案によって急遽決まった「ゆるぶんの日」。満月に向かって満ちていく今時期に、身体をしっかり緩めておくことの大事さを共有したい。そんなあすみちゃんの呼びかけに私を入れて5人が集まった。
「だら〜」「こぞこぞ」「モゾモゾ」と言葉にしながら行うゆる体操。早い段階から独自のアレンジを加えているMさんの声がしてきて思わず吹き出した。ああ、Mさんだ、Mさんがいるなあとなんだか嬉しくなった。みんなで円になって寝転んでいた時「笑いがここまで伝染してきた!」とKさんが言った。フィジカルに感じあう時間。それはとても豊かで、気がつけば頭でばかり考えてこんがらがっていたものがすーと解けていくのを感じた。あすみちゃんが伝えようとしてくれていたものがはっきりとわかった瞬間だった。
夕暮れ時、草太郎くんが立ち寄ってくれて、「来れる日は全部来ますよ」という言葉を聞いた時、「3月」に対して自分がどこで引っ掛かっていたのかがわかった。結局スケジュールではなくシフトを大きく作り変え、来たるべき3月の像を描くことができた。
いつになく賑わう金継ぎ教室で飛び交う会話を聞きながら、3月のスケジュールをアップし、今日のやるべきことを終える。片付け終わり帰りがけのアリコさんとTさんたちの輪に加わる。「疲れた顔をしているね」と私の顔を見た2人がいう。そんなところから近況をシェアしたりする。この時間がまた楽しいのだ。またね!と手を振る。帰ればいいのに日記を書く。うまい締めは思いつかないが良しとしよう。
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