小屋日記
アメリカとイスラエルによるイラン空爆のニュース。
小さな子どもたちが、たくさん亡くなったらしい。
そんなニュースに触れる朝。
「ああ、またか」と思う。
なんでもない日常を送るにはあまりにも重い出来事。
でも、わたしはもうそんな出来事についての言葉を
持っていないような気がしてしまう。
言葉はすっかりすり減ってしまった。
世界が大きく変わっていくにつれ
自分の言葉が無力だと感じることが増えた。
むしろ、その言葉によって距離や誤解も生まれ
世界について書いたり考えることが以前よりも怖く感じてしまう。
だけどやっぱり、誰かの未来が奪われてしまうことは悲しい。
やめてほしいと心から思う。
そんな今日は、一度暖かくなってしまった日々から見たら
雪の入り混じった冷たい風の吹く日。
ほとんど歩いているひとはいない。
それでも誰か立ち寄ってくれるのはわかっている。
ハンガーラックを運び、一つひとつ服をハンガーにかけていく。
そして気づく。
こりゃ間に合わないぞ。
いつものパターンだ。
ドタバタしながらシャッターを開けると店の前をKさんが歩いていた。
雑然とした店内に驚きながらも何かを察して片付けを開始するKさん。
そこにいつものお客さんが到着。
気がつけば2人で「あら、いい感じね」と、アクセサリーを並べていくれている。
そこにちょっといかつめの雰囲気の若者が加わる。
3人の努力によりこんがらがっていたアクセサリーたちがキレイに並べられている。
今日のSOSマーケットは、いつにも増して
SOSの声に答えなければ!と思って立ち寄ってくれた方が多かったように思う。
何か欲しいものがあるというよりも
何か協力できることはないかなという感じでみなさんいろんなものを見つけてくれていた。
これは市場なのだろうか、互酬なのだろうか、と
先日のアキさんの講座を思い出して考えたりする。
思いがけず誕生したカウンターも意外と好評で
閉店まで満席だった。
そんな様子をHさんが撮影してくれて
「カウンター、けっこういいかも!」と
スタッフラインに報告してみたりしたのでした。
夜は来週末に講演を控えるミヤコワスレさんの練習。
お二人の佇まいが美しい。
これはきっと良い公演に違いない。
聞こえてくる会話のトーンもなんだか良い。
これは観たいぞ。
そして、ぶんか小屋の楽屋(物置き)にドン引きせずに
小道具を探している姿に、頼もしさを感じる。
まだお席もあるそう。皆様もぜひ。
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