小屋日記

楽屋と呼ばれる場所が、実は台所で、さらには物置のような場所だということは
小屋に立ち寄ったことがある人なら薄々気づいているだろう。
そこに足を踏み入れた多くの人が必ず
「おばあちゃんちみたい!」と言うその場所。
不思議と「おじいちゃんちみたい」と言った人を聞いたことがないのは
おじいちゃんが住んでいたとしても
「おばあちゃんち」と呼ばれることが多いということなのか
そこが台所ということに起因しているからなのかはわからない。
そういえばいつだか実際にそこが「おばあちゃんちだった」という人がやってきて
「懐かしいなあ!ここで年越しをしていました」と、
台所の奥の小上がりみたいになっているところを指差していった。
その小上がりみたいな場所にいただいた古着や古本を保管しているのだけど
足の踏み場がないとはまさにこのこと!という状況になって久しい。
休館日の今日、ついに小上がりの掃除に着手した。
立ち向かったのは3人。草太郎くんとRちゃんとわたし。
ひたすらに古着を運び出しては仕分けをし
いらないモノたちをご自由にどうぞへ置き
古い書類を処分し
仕分けた古着を戻す、などをした。
途中ヨシカさんもやってきて
明日のケイト場で「糸」にするための段取りの確認をするついでに
ペイントバーで作ったモノたちを祀ったり
奥の部屋の片付けを手伝ってくれたり。
最後の方はもう集中力が切れていた私だけど
草太郎くんとRちゃんの粘り強い頑張りにより
ついに奥の部屋の「床」が現れすっきりと整頓された。
綺麗になった!という私とRちゃんの言葉を遮るように
草太郎くんは「元に戻っただけです」と何度も言っていた。
きっと「こんなんで喜んでたらまたすぐに元通りになるぞ」
という戒めのような意味合いを含んでいるのだろう。
でも実際に、綺麗になった奥の部屋は本当に気持ちよくて
台所に入るたびに「わあ!」と声をあげてしまう。
綺麗になるって嬉しいことだなあ。
いつかもっと綺麗になったら、小上がりでご飯でも囲んでみたい。
発掘したちゃぶ台はその日までとっておこう。







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